請福酒造　漢那蒸留所的泡盛指南

今朝のNHK予報　沖縄本島は台風１１号２５メートル　
その影響でしょうか　石垣の空　少し曇っています


おかみが姥捨て山と称して　平成1５年　日本一小さな酒造りでスタートした　漢那蒸留所
１０ヶ月の試運転を経て　平成1６年８月にグランドオープン　
本日　おかげさまで１周年を迎えました
記念イベントの酒つくりは　一般のお客様とともに造りたいと
ブログで　募集いたしましたところ　嬉しいことに
遠路　東京からも参加申し込みをいただきました
地元のお客様のお力も　いただき　７０番酒　７１番酒を　１周年記念の酒と致します


１年前　半年前　１週間前　とこれまで造った漢那蒸留所を　比べて見ますと
成長の早い酒　まだまだ味の変化が感じられない酒　既に酸化が始まっている酒と
味わうほどに　甲乙つけがたく　娘自慢しはつきません
米の品質の違い：　八重山産ひとめぼれ　岩手産かけはしを　タイ産米との風味の違いも確認できました
仕込水の成分の違いも確認できました
黒麹菌でも　やはりいろいろと違いがありました
麹の温度管理は難しく　自然気象の変化に突きつけられる
　アクシデントを乗り越えるための　多くの知恵をいただきました
　蒸しの方法　蒸留の方法　モロミの温度管理　全ての結晶が一滴となります
生まれる瞬間は　一瞬魔法使いかなと思ってしまいます
出来不出来を口にしては　撥が当たると思います

泡盛は　生まれた瞬間
そして　時間とともに　日がたつにつれ　年数を重ねるごとに　
サキタリヤーは熟成の環境造りを役目として　
泡盛は期待に応えるべく　確実に熟成してくれますから裏切りなどありません
３年で早熟もあり　５年１０年　２０年と大器晩成型もあると考えます

時の流れで　不要となり　忘れ去るもの　懐かしいもの　
漢那蒸留所の酒造りも　そんな一つかもしれません
遠く遥か南の田舎で　おかみが少しだけ　夢を見ながら造る泡盛
おかみも　歳とともに　出来ることも少なくなっていくでしょう
しかし　今　ワクワクドキドキが感じられる泡盛造りに出あったことに感謝しています

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本日の末娘（量り売り）嫁ぎ先紹介




ありがとうございました

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