請福酒造　漢那蒸留所的泡盛指南

１１３番酒
１１月４日
最後の「　南雪　」かもしれません

平成５年東北地方を襲った　大冷害のため　岩手県と沖縄県が力を合わせ
暖かい沖縄石垣島で　岩手県の田植えにあわせた　種籾増殖事業を立ち上げ
南国育ちの　冷害に強い米は　「かけはし」と　「ゆめさんさ」名づけられました
其のとき　米つくりの技術者として　派遣された　菅原邦介氏は
石垣島に半年間移り住み　ご夫妻で苦楽を共に事業を成功に導いたのです
今年　菅原さんは病のためご逝去いたしました
ご家族をはじめ　事業を推進した当時の仲間は
その功績をたたえる共に　種籾増殖事業成功を記念して
　石垣島のその地に記念碑を建立する事となりました

今では　「かけはし」に変わる冷害に強い米が　誕生しており　
　「かけはし」　ゆめさんさ」も役目を終えたことになり
そして　かけはしを原料とした　「純情泡盛　南雪」もこれが最後であろうと思います

今回の南雪は　岩手県かけはし交流会事務局が
記念碑建立のために寄付をなさったかたがたへ
建立の記念に贈呈される目的であり　販売はいたしません

１１３番酒
米蒸し
麹もみ

漢那蒸留所のファンのおひとり　小山さんは　昨日より石垣島入りして
泡盛つくりの体験を希望
朝から　張り切ってご参加くださいました

タイ米と違い　うるち米は　軟質なため　水分の吸収率が半端でなく
そのため　シー汁浸漬ができず　１０分ほど浸漬してすぐに蒸します

蒸しこめは　弾力があり　香ばしく　お腹がすいていれば　おかずを持ち寄り
食してみたい　そんな美味しそうな原料米です
きっと　薫り高い泡盛に仕上がることと思います




小山さん(男性）と
　直火請福が大好きという　大阪の林さんが　飛び入りで麹もみ
４名で麹もみは　力が倍となり
小さな工場が　所狭しと　にぎやかでした
感謝感謝です







麹もみ終了　小山さんと　記念撮影